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あづき、3歳になりました

7月、あづき、3歳に。人間では28歳位なんだとか。

日本犬保存会の展覧会の基準が2歳10か月以上から「成犬」の部となるので

あづきももう成犬、りっぱな社会人だよね。


これまではというと、

新聞、服、スリッパ、靴…、さまざまなものをビリビリに。

障子は破り、サンはかじり、合板の壁は引きはがす…、数限りの蛮行。

遊んでいるつもりでも噛んでくる…、それは甘噛みを越えて体に残る青タンや赤タン。


そんな連続だったあづきが、2歳8か月になった辺りから急激に変わってきた。

よく話を聞きだした。言うことを聞きだした。近くのモノを破壊しなくなった。

どうしたんだ、改心したのか!?


「こらっ、本人をさしおいて勝手に書くな~!」

横であづきが言うもんだから、途中ですが変わります。


ははは、変わったぞ、ぼく、あづきです。

あのね、聞いて聞いて。

「あれは何?」「これは何でできてる?」と、噛んだりちぎったりしていると、

ぼくのことを「アバレルメーカー」なんて言うんだよ、ひどいと思わん?


ぼくは目の前のことに必死なだけ。

そもそも、興味関心があるのは大事、って言いながら、

面白そうな物を見つけて噛んでいると、破壊破壊って言うんだ。

壊して初めてモノの正体が分かるんだよっ!

だいたい正体が分かってきたら、噛まなくなるし、次へ行くの。


大人って言われてもまだ、ぼく、遊ぶの大好き。

人間も大人になったって遊びたいでしょっ!























あのね、ぼくんちはね、

寝る前に、お座敷タイムっていうのがあるの。

30分くらいだけど、居間に入れるんだ。

この日は机の上にあったペットボトルを、いただき!

ちょっと大きいけど、噛むとへこんでいくし、

先っぽが固くて噛みがいがあるし、

けっこう夢中になっちゃったよ。

なに、手がかわいい? 顔も、でしょ!

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